当財団のウェブサイトを御覧頂きまして誠にありがとうございます。
まず、このウェブサイトでもご紹介がありますが、前理事長の佐藤利三郎先生は、この
4月12日に89歳で、その生涯を閉じられました。先生の長きにわたる財団の設立、運営等に多くのご指導をいただきましたことに深く感謝申し上げるとともに、先生のご冥福をお祈りいたします。
佐藤先生は私の長年にわたる恩師でありまして、「研究とは」、「教育とは」、「人とは」、「社会とは」などのあらゆる面でご指導をいただきました。厳しいご指導ではありましたが、温かい人間性の溢れた説教をいただき、大きく成長することができました。先生にはまだまだご活躍いただきたかったのですが、残念ながらそれもかなわなくなりました。縁ありまして、平成23年度より佐藤先生の後任として理事長を拝命することとなりました。
本財団の設立の背景、経緯は前佐藤理事長のご挨拶にあるとおりでございます。財団設立時、私は佐藤研究室の職員を務めておりまして、佐藤先生の当財団に寄せる熱意と責任の重大さを機会あるごとにご教示いただいており、理解いたしております。先生のご意思を引き継ぎ、発展に努力したいと存じます。
前理事長同様、皆様と共にこの財団を盛り立て、研究者および技術者の支援・育成、そして当財団の発展ならびに宮城県、仙台市の発展へと繋がるよう微力ながら尽力していく所存ですので、当財団の設立の趣旨をご理解の上、今後ともご指導ご鞭撻を賜りたく、宜しくお願い申し上げます。
以 上
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